生かすインナーアイテム×買い足す新作。ベストセットを発表!
2023.09.21
手持ちのインナーアイテムに新作をプラスして、新鮮なスタイルを楽しもう。
この秋はどんなものを買い足したらいいか、失敗しないテクニックをご紹介します。
こんにちは、エディターの昼田です。
ワードローブにあるアイテムはできるだけ長く使いたいもの。そろそろ秋のおしゃれにシフトしたい今、何を買い足すかを考える前にやっておきたいのが、インナーアイテムを整理すること。
眠っているものがあるなら見直しのチャンスです。
インナーアイテムを軸にしておしゃれを組み立てれば、無駄な買い物が減り、新鮮なスタイルにアップデートすることができます。
今回ピックアップしたのは、ボーダートップスとタートルネックカットソー、シャツの3種類。
さっそく、これらのインナーアイテムに新作をプラスしたスタイリングをご紹介します。
合わせたのは、使いやすいセミワイドシルエットのタックパンツ。
気になるところをカバーしながらもセンタープレスでしっかり美脚。
※ボーダートップスは前シーズンのアイテム。
その他、本人私物。
【ボーダートップス】
×黒のマーメイドスカート
ウール調のスカートは、再生ポリエステルを使用したサステナブルなアイテム。
シルエットに華やかさがあるので、モノトーンでシックにまとめています。
キレイめのスカートなので、通勤はもちろんフォーマルなシーンでも活躍してくれますよ。
※その他、本人私物。
【ボーダートップス】
×黒のマーメイドスカートとロングジレ
さきほどの着こなしにロングジレをプラスすれば、また印象が変わりますよね。
シャープなVネックは重ねたときにすっきり感を演出してくれます。
ボーダートップス以外にも薄手のニットや無地のカットソーなど、いろんなインナーでアレンジしてみるのも楽しいですね!
※その他、本人私物。
なにを合わせても決まる黒のタートルネックカットソーは、華やかな色のキャミワンピースで鮮度アップ。
胸下のギャザーがメリハリを作ってくれるから、ラクしながらスタイルアップもできるのがうれしい。
肩ひもは好きな長さに調整できるので、長めにはいたり、短めにしてパンツとレイヤードさせることもできます。
▼着用は前シーズンのアイテム。新作はこちら
※その他、本人私物
【タートルネックニット】
×ジャケットとタックパンツ
さきほども登場したタックパンツは、ジャケットとセットアップにすることも可能。
大人にぴったりな高見えする素材で、ゴールドのボタンがちょっとしたアクセントに。
丈が短めなので、さらっと羽織るだけでもバランスよく決まります。
※その他、本人私物
シャツ×タックパンツのスタンダードな組み合わせですが、色合わせを工夫したら新鮮なムードに。
さきほども着用したブラウンのタックパンツを着回しています。
※その他、本人私物
【ストライプシャツ】×ニットベスト
秋が深まってきたら、ストール感覚でさらっと羽織れるニットジレをプラス。
毛足の長い柔らかなシャギーニットは、あたたかさだけでなく、シンプルなコーデを印象的に見せてくれます。シャツだけでなく、カットソーや薄手のニットにも合わせられるから、着回ししたい派こそ要チェックなアイテムです。
※その他、本人私物
【ストライプシャツ】
×マーメイドスカート
※その他、本人私物
買い足す新作だって、長く着たいもの。
どんなものを選んだらいいでしょうか。
わたしのおすすめは
①ジレやベストなど、着回し力の高いものを選ぶ
夏の終わりはTシャツやカットソーに、秋から冬にかけてはニットの上に。
使える期間も長く、いろんな印象を楽しめるジレとベストはあって間違いなしのアイテム。
せっかく足すなら出番の多い服がいい、という方にもおすすめです。
②意外と重宝するブラウンやベージュアイテム
ブラウンやベージュのアイテムは肌の延長にあるから、黒や白、グレーなどベーシックなカラーに合わせやすいです。手持ちの洋服にもすっと馴染んでくれます。
③華やかな色はワンピースで投入
カラーアイテムを取り入れるときは、それ単体で完結するようなワンピースがおすすめです。
トップスやボトムスで取り入れるよりもコーディネートいらずで、使いやすいです。
長く着る洋服が増えると、クローゼットへの愛情も増していきます。
ひとつのアイテムとじっくり付き合うことで、洋服のディテールに気がつくようになったり、着こなしのアイデアも増えていったり、おしゃれの腕が上がっていく効果もあります。
ぜひ、手持ちのインナーアイテムから実践してみてくださいね。
昼田祥子
ファッションエディター歴21年。2016年に大規模なクローゼットの片付けに着手し、1000枚近く
あった洋服がわずか20枚に。洋服好きだからこそ捨てられない葛藤を経験し、「おしゃれとは自分が心地よくあること」と気づく。また「手放す生き方」はモノにはじまりライフスタイル、心やマインドへと広がり、2023年からは瞑想インストラクターとしても活動中。
Instagram:
@hiru.1010