地味・重たい・怖い!「黒コーデ」のお悩みを一気に解決!
2023.07.11
シンプルな「黒コーデ」が気になる今。
重たく見せない、地味にしない! 着こなしの最新テクニックをお届けします。
こんにちは、ファッションエディターの昼田祥子です。
今日のテーマは、この夏トレンドとして注目を集める「黒の着こなし」です。
・黒って重たく見えそう
・地味に見えそう
・貫禄がでそう
・全身黒コーデって難しそう
こんな印象があるかもしれませんが、テクニックさえ覚えれば簡単!
シンプルだけど華やかな黒コーデが手に入ります。
まずは、押さえておきたいポイントをご紹介します。
POINT01 華やかな黒を選ぶ
私自身、黒がとても好きでクローゼットの大部分を占めているのですが、買うときに一番気をつけているのが「素材」です。マットなものよりも光沢感のあるものを選ぶと、黒コーデがぐっと華やかな印象になります。重たさの解消にも繋がりますので、つるつるしたもの、ツヤツヤしたものを選ぶように意識してみてくださいね。
POINT02 小物やアクセサリー、 ヘアでツヤ感をプラスする
黒が重たく見えないように、小物でツヤ感をプラスしていきます。とくにピアスやネックレスなどの顔周りに近いアクセサリーは、ぱっと見の印象を華やかに盛り上げてくれるので効果的です。 私の場合は黒髪なので、全身黒コーデにするときは、ウェットヘアでツヤ感を出すようにしています。ヘアもコーディネイトの一部ですので、暗いカラーの方はスタイリング剤で光沢をプラスするのもおすすめですよ。
POINT03 差し色はしない! 洗練された黒コーデに
※他本人私物
黒コーデを華やかに見せるために、小物で差し色をしてもいいのですが、私はあえてしていません。夏はノースリーブや半袖で肌の露出が増えるので、素肌こそが「差し色」になってくれます。 素肌の部分が、沈みがちな黒を軽やかに見せてくれたり、女らしさを演出してくれるんです。 派手な色を加えなくても、肌見せだけでも華やかさは十分。色使いを抑えることでシンプルだけど洗練された大人のコーデに仕上がりますよ。
以上の3つのポイントを踏まえたら、具体的なコーデをご紹介していきましょう。
【コーデ1】 手持ちのデニムと合わせて
※他本人私物
黒コーデ初心者の方でも気軽にトライできるのが、デニムとの組み合わせ。
デニムが軽さの役目を果たしてくれるので、コーディネイトがすっと決まります。合わせたのはタンクトップにレースを重ねた、2枚仕立てのトップス。デニムでカジュアルにまとめてもいいし、ちょっとしたお出かけにも着回せる便利な一着です。
【コーデ2】 一枚で決まる、着映えワンピース
※他本人私物
黒だとのっぺり見えそう・・・そんな心配も無用!こちらのニットワンピースはスカートの部分がプリーツになっていて、一枚でメリハリを叶えてくれます。きれいめの印象だから、仕事にもオフにもシーンレスで活躍。
シャツやカーディガンを羽織るのも黒だから合わせやすいですよ。
【コーデ3】Tシャツとワンツーコーデ
※他本人私物
着回ししやすさで選ぶなら「黒の柄アイテム」がおすすめです。たとえば花柄をモダンに描いたスカートならトップスを選ばず、着回しも自由自在! 同じ柄のトップスとセットアップで着用すること もできます。
【コーデ4】 上下黒コーデはメリハリを意識
※他本人私物
難易度が上がる全身黒コーデも、柄スカートがあれば簡単! メリハリがきいた大人フェミニンなコーデに仕上がります。動くたびにふわりと揺れるスカートが、軽やかな雰囲気を演出してくれますよ。
【コーデ5】 黒×ネイビーで奥行きのあるコーデに
※他本人私物
上下同じ色のようでいてトップスが黒、パンツは濃いめのネイビーですので、ほんのりニュアンスがついています。全身黒でまとめるよりも印象が柔らかく、コーディネイトに奥行きが生まれます。黒コーデに変化が欲しいときに、ぜひトライしてみてくださいね。
いかがでしたでしょうか。 ベーシックな黒を使って、この夏はぜひ自分らしい着こなしを楽しんでくださいね!
昼田祥子
ファッションエディター歴21年。2016年に大規模なクローゼットの片付けに着手し、1000枚近く
あった洋服がわずか20枚に。洋服好きだからこそ捨てられない葛藤を経験し、「おしゃれとは自分が心地よくあること」と気づく。また「手放す生き方」はモノにはじまりライフスタイル、心やマインドへと広がり、2023年からは瞑想インストラクターとしても活動中。
Instagram:
@hiru.1010