失敗も減る!「軽旅コーデ」の作り方
2023.04.25
旅行には何を持っていこう?旅先ファッションの失敗を減らしながら、おしゃれを思いっきり楽しめる旅コーデの作り方をご紹介します。
※他本人私物
こんにちは、エディターの昼田祥子です。今私が持っている洋服はオールシーズン合わせて20枚程度です。少なくても窮屈じゃない、自分らしいおしゃれを楽しみたいと思っています。それは旅行においても同じ。荷物は極力少なくして、ストレスなく旅ファッションを楽しみたい。
ということで、今日のテーマは「旅コーデ」。
旅行にどんな洋服を持っていけばいいか分からない。シーンに合わせて洋服を揃えたらすごい量になってしまう。
旅行用に買った服が無駄になりがち…。旅ファッションで失敗したことがある。
そんな方はぜひチェックしてみてくださいね。
STEP1
「シーン」と「気温」を把握する
旅行の楽しさは“どれだけ快適に過ごせたか”に大きく影響されています。「思ったより寒くて外にいるのが辛かった」「歩き疲れて予定を変えてしまった」など、私自身いろいろな失敗を経験してから、特に気にしているのが「シーン」と「気温」です。
「シーン」は、街歩きやスポーツ、レジャー、ビーチ、レストランなど。シーンによって洋服と靴が変わってきますよね。特に靴がシーンにフィットしていないと、旅の気分が台無しになることも。
「気温」は、寒くても、暑くてもストレスになります。天気予報に合わせてジャストな洋服を揃えるのではなくて、ちょっとくらい暑くても寒くてもどっちに転んでも体温調節できるように洋服をそろえます。
STEP2
まずは靴を決める!
できるだけ少ない数をシーンと気温を意識したら、次は、一番はく時間が長い「メインの靴」を決めます。シーンに合わせて持っていく靴があれば選びましょう。
靴を最初に決める理由は、持っていく服を効率的に選ぶため。コーディネイトは足元から決めていくと、ボトムス→トップスと上にいくほど選択肢が少なくなります。一方で洋服から決めようとすると、コーディネイトは無限に広がり、あれもこれも持っていきたい・・!となってしまうことも。さらに足元のバランスまで考えると時間がかかりますし、靴もたくさん必要になってしまいます。
靴は意外とかさばるので、できるだけ少なくするのもポイントです。
STEP3
考えなくても決まる!
「セットアップ」を土台に
次は、選んだ靴に合うコーディネイトを考えていきます。旅コーデの土台としておすすめなのが「セットアップ」です。ワンピース一着よりもシーンと気温に応じたバリエーションが作れるので、旅行にはピッタリなアイテムなんです。トップスをシャツにすると、メインでも羽織りとしても使える気温調節アイテムになります。
セットアップとして販売しているアイテムでなくても、好きなアイテムを上下ともに同系色で揃えた“即席セットアップ”でもOKです!
STEP4
【基本コーデ】
「セットアップ」を軸に
アレンジコーデを考える
気温に合わせてシャツのインナーは長袖でもいいですし、暑さが想定されるならインナーはタンクトップなどシャツを脱いでも過ごせるようなアイテムを。このセットアップはサンダルだけでなく、スニーカーやフラットシューズ、パンプスでも合わせやすいですよ。
【街なか散策】
※他本人私物
歩いていると外は暑く、室内に入ると涼しい。そんな街歩きには、はき慣れた靴と脱ぎ着できるスタイルでお出かけ。ギンガムチェックのスカートがあれば、シンプルなトップスでもコーデがさっと決まります。
【海沿い街までドライブ】
※他本人私物
アクティブに動きたいシーンでは、デニムを合わせて。長袖シャツなら日除けや冷房対策としても活躍してくれます。
【レストランでディナー】
※他本人私物
ちょっといいレストランへ行く時は、セットアップをワンピース風に着こなして。アクセサリーで華やかさを足してみてくださいね。
【美術館めぐり】
※他本人私物
このギンガムチェックのスカートは、Tシャツでラフに着こなしてもいいし、着心地抜群の上品なニットを合わせれば、旅行だけでなくデイリーにも活躍してくれます。
セットアップがあればアレンジは無限大!旅先でも快適でおしゃれしたい気持ちを叶えてくれます。ぜひ試してみてくださいね。
昼田祥子
ファッションエディター歴21年。2016年に大規模なクローゼットの片付けに着手し、1000枚近く
あった洋服がわずか20枚に。洋服好きだからこそ捨てられない葛藤を経験し、「おしゃれとは自分が心地よくあること」と気づく。また「手放す生き方」はモノにはじまりライフスタイル、心やマインドへと広がり、2023年からは瞑想インストラクターとしても活動中。
Instagram:
@hiru.1010
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