その服「自分フィット」してる? 失敗を減らす3つの買い方
2023.03.24
お洋服を買って失敗した経験はありませんか。この春、自分にフィットする洋服と出会うには?買うときのちょっとしたコツをご紹介します。
こんにちは、ファッションエディターの昼田です。
大掛かりなクローゼットの片付けを経て、私自身大きく変わったことがあります。
それは「買い方」!
それまでの私は、いいなと思ったら深く考えずに買っていましたから、今思えばとても雑な買い物の仕方だったかもしれません。当然、失敗もいろいろ。買ったのに着なかったなんてことも。
ところが買い方が変わることで、自分にしっくりくる洋服が増えました。すると洋服を大事にする気持ちが芽生え、クローゼットを見るのが楽しくなり、着るのも楽しい。こんなハッピーな連鎖が生まれたのです。そう、「どう買い物するか」がとても重要!
今日は、私が買うときにやっていることをご紹介したいと思います。
ぜひこの春は、ご自身にフィットするお洋服を見つけてくださいね。
POINT01
トレンドでも、トレンドでなくてもいい
※他本人私物
かつての私は、トレンドかどうか、今っぽいデザインなのかをとても気にするタイプでした。その裏にあったのは”他人の目”。他人にどう見られるか、を無意識のうちに考えていましたね。他人軸で選んだ服は、やっぱりクローゼットに根付くことがありませんでした。
でも今大事にしているのはトレンドでも、トレンドでなくてもいい。「これでいっか」ではなくて「私は、これがいい!」という感覚です。そうやって自分の感覚を積み重ねていくと、いつのまにか「自信」が育ってき、買い物の満足感も上がってきますよ。
POINT02
クローゼットでの役割を決めて買う
私がクローゼットの片付けをしながら気がついたのは、好きでも嫌いでもない「なんとなく持っている服」がとても多いこと。そこで、洋服にはきちんと「役目」を与えてから買うことにしました。これが大成功! クローゼットが一気に整ったのです。
具体的には、「どんな頻度」「どんなシーン(仕事・オフなど)」「どんなふうに使いたいか」を買う前に考えます。
たとえば
・週3日程度で、仕事でもオフでも気軽に着られるニット
・週2日程度で、オフ専用で使いたい、汚れてもいいアウター
・週1回程度で、仕事で気分を思い切りあげたいときのパンツ
着る回数は多くても、少なくても問題ではありません。「出番は少ないけれど、眺めるだけでときめく服」というのもあっていいですよ。大切なことは一着ごとに役割を与えること。洋服と自分の関係性をはっきりさせれば、クローゼットでなんとなく持っている服が減っていきます。
POINT03
持っている服と似たような服も買ってOK!
(右)
いいなと手に取った服が、すでに持っているものと似ていたら、買うのはやめようと思うかもしれません。でもそれこそが、自分にとって ”本当に好きなもの” 。自分にフィットしているアイテムかもしれません。似たようなものだからと避けるのではなく、あえて買ってみるのもおすすめです。
※他本人私物
私の場合はシャツがそう。大好きなアイテムなのでつい手に取ってしまいます。似たようなものもたくさん持っています。でも、同じように見えても色や素材感、シルエットが違えば、着たときにも違いを感じます。同じようなものだからこそ、その服の”いいところ”にも気がつきやすくなるんですよね。
洋服への愛着がわき、クローゼットで長く活躍してくれるようになりました。
新しい服を入れたら
クローゼットを見直して
新しい服をクローゼットに入れるときは、手持ちの服を見直してみるのがおすすめです。役目を終えた服があれば、サイクルやリユースで次に繋ぐことを意識してみてくださいね。
ロペピクニックでは対象ブランドの回収プロジェクトを実施中です。
※予告なく終了する場合がございます。
<対象ブランド>
・ロペピクニック
・ロペピクニック パサージュ
・ロペピクニック キッズ
・ロペピクニック アール
買い方が変われば、クローゼットも変わってきます。ぜひ自分にフィットする一枚を見つけてみてくださいね。
昼田祥子
ファッションエディター歴21年。2016年に大規模なクローゼットの片付けに着手し、1000枚近く
あった洋服がわずか20枚に。洋服好きだからこそ捨てられない葛藤を経験し、「おしゃれとは自分が心地よくあること」と気づく。また「手放す生き方」はモノにはじまりライフスタイル、心やマインドへと広がり、2023年からは瞑想インストラクターとしても活動中。
Instagram:
@hiru.1010
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