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LA LIGNE ROPÉ

2021.06.30

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#直線からはじまるストーリー vol.2 女優 都夏なおこ

「線」に名前の由来をもつ「ラリーニュ ロペ」が、シリーズでご紹介する「まっすぐ、美しく、しなやかに」生活している女性たちの日常のストーリー。

わたしを創った3つの「線」

クラシックバレエ追求の時代

6歳からはじめたバレエはわたしの創造と自由への扉を開けてくれました。 そして念願の「牧阿佐美バレヱ団」へ。古典芸能とグローバルな文化感を養えました。

アーティストを支える事の追求の時代

結婚後は夫である、当時ビューティディレクターの柘植伊佐夫のプロダクションの代表となり、表現する側から表現者をプロデュースする立場へ。より創造の世界の表裏を知ることで「自由と不自由さ」リベラルアーツへ。

さらに表現を追求する時代

50歳を前に、ロンドン、そしてパリへ、演劇、ダンス、歌唱を学ぶ。 現在は「Ballet Apollo (バレエ アポロ)』の代表として、脚本から演出、キャスティング、そして今、自ら演者へ。

今は、クラシックへの原点回帰とアバンギャルドへの思考がうまくミックスされて、娘からは「ワイルドキャット」とあだ名をつけられています。笑




台本つくり

題材は大好きなシェークスピアよりインスピレーションをもらうことが多い。

楽譜選び

高音のソプラノを歌うことは、JAZZ の低い音域の表現を自由にしてくれます。

わたしの「線」は『樹木の枝』のよう。


何かを追求し過ぎて不自由になると、陽を探す「枝」のように新しい世界に自由を求め、そしてまた不自由なる。根や幹へ養分を送り、感覚的に触手を伸ばす。その繰り返し。

偶然と必然の連続


「ご縁」は大切にします。振り返ってみても、偶然が重なりあい、最初から描かれた物語のように毎日を生きている、そんな感じです。偶然なのか、必然なのか、どんな些細なことでも、それは、わたしに備わった「才能」だと思って「ご縁」を大切にできる女性になりたいです。

ラリーニュ ロペ


「舞台」と「日常」をつなぐ自分を魅せてくれるコスチューム感がありますね。ストレスフリーでお稽古中もさわやかに包んでくれてリラックスできながらも、舞台挨拶にはシャンとした気持ちで居られる。ハイブリッドな感覚です。

PROFILE/女優 都夏なおこ



1983年 牧阿佐美バレヱ団所属。2012年ロンドン芸術大学セントラル・セントマーチンスにてアクティング・ショート・コースを学ぶ。それを機に演劇に興味を持つ。現在『Theatrical Odyssey of BALLET APOLLO』の代表として演出・振付・出演。また舞台にとどまらず活動を広げている。