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LA LIGNE ROPÉ

2021.06.28

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#直線からはじまるストーリー vol.1 デザイナー 川口ユリナ

「線」に名前の由来をもつ「ロペ ラリーニュ」が、シリーズでご紹介する「まっすぐ、美しく、しなやかに」生活している女性たちの日常のストーリー。

服つくり

建築、工芸、グラフィック、あらゆる造形美に惹かれます。なかでも、私が表現するなら、と思ったのが「服」でした。

絵画のように、ひとりで完結できないのが、服つくり。一本の糸を紡ぎ、 織り、縫い、一枚の布に仕立ていく・・・。たくさんの人の手が加わり、それぞれの専門的な技が重なり合う、そんなパワーに魅了されるのです。

その素材の美しさに感性を注入し、造り、形にすることが私の役割だと思っています。

直線裁ちからのインスピレーション



世の中が消費社会から、日本の生活にかつてあった「おばあちゃんの知恵」のような持続可能な社会に変化していくと思います。

ロペ ラリーニュの特長のひとつである、着物から着想を得た「直線裁ち」は素材を生かす試みだと思います。資源を無駄にしないデザインやパターンには、制限があるように思えますが、実は表現の可能性は果てしなく広いと感じています。

もともと、限りある条件下で、それぞれが生きるように構築的に考えることが好きなので。「直線裁ち」が理に適っているように、すべてのデザインには意味があると思っています。

わたしの線



自分の感性に正直でいること。

感性を磨くために大事にしていることは、常に良い状態でいることでしょうか。たくさんの人とかかわる仕事では、その関係性が穏やかでいられるように、相手の気持ちを尊重し、お互いが+の状態で要られるように心がけています。

自宅の空間も、コントラストが少ない色、感性に触れる、心地よいものだけが身のまわりにあって、たまに季節の花を飾ったり、香りが重要だったりと、状態をフラットに戻すマイツールはあります。
自分のペースを崩さないことが、私にとって感性を磨き続けられる緩やかなルールかもしれません。

ロペ ラリーニュ



自分らしく人生を楽しみたいと思っている方に着て欲しいと思います。

どなたでも、どんな風にも着ていただいて良いけれど、誰の目線も気にしない、自己表現のひとつとしてロペ ラリーニュを選んでいただけたら嬉しいです。





PROFILE/川口ユリナ

セレクトショップのプレス、グラフィックデザイナー、アパレルメーカーのデザイナー兼クリエイティブディレクターを歴任。株式会社JUNでは「メゾンドリーファー」の企画、2020年秋冬から「ロペ ラリーニュ」のデザイナーに着任。


CREDIT



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