新しいキレイと出合うために。

NEW!

【bonjour records recommend】#16

2026.07.30

bonjour recordsによるMUSICレコメンドTOP5

ジャンル、国籍を問わず良いものをセレクトし発信するbonjour recordsより、レコードからレコメンド商品を選定。

レコードカテゴリーは新譜・旧譜問わずリイシュー盤まで、幅広い品揃えの中からおすすめの一枚をTOP5形式でご紹介。

MUSIC

👑 No.1
Edgar
Pavor
¥5,720(税込)


アメリカ・オークランドとメキシコ・グアダラハラを拠点に活動するベテランミュージシャンLuis Gutierrez(ルイス・グティエレス)によるソロプロジェクト、Edgar(エドガー)のデビューアルバム。

Edgarは彼によるペルソナで、 “Edgar feels mightier than anyone but is always reduced to his vices(誰よりも強そうに振る舞うが、結局は自らの悪癖に支配される男)”として設定されている。そんな人格から繰り出されるサウンドは70〜80年代のラテン系ディスコ、B級ホラー、EBM、シンセポップ、ゴシッククンビアをごった煮にしてダンサブルなのにクリーピー、存在しなかった80年代メキシコの深夜のTVショーのBGMのような、不気味で不吉、陽気でユーモラスなマスカレードである。

👑 No.2
Fila Brazillia
Old Codes New Chaos
¥9,570(税込)


イングランド北東部ハル出身のエレクトロニックミュージックデュオFila Brazillia(フィラ・ブラジリア)による1994年リリースのデビューアルバムがリマスター盤として復刻。

彼らはダウンテンポ、ブレイクビーツ、アンビエント、ジャズ、ファンク要素を自由に行き交い、独自のダンスミュージック+リスニングミュージックという方向性を長年突き詰め続け、今なお高い評価を得ている。本作はハウスやブレイクビーツのリズムに、独特のサンプリング、ベース、浮遊感あるパッド、時にファンクやラテンパーカッションなどが多層的に重なり合い、深く、されど緩やかなグルーヴ感を体現。90年代UKダウンテンポシーン黎明期のエネルギーとクリエイティビティをハイクオリティなフィジカル盤で体感できる。

👑 No.3
Gaf & The Love Supreme Arkestra
Retiro Espiritual
¥7,150(税込)


カナリア諸島テネリフェ島を拠点に活動する8人組バンド、Gaf & The Love Supreme Arkestra(ガフ&ザ・ラヴ・シュプリーム・アーケストラ)によるアルバム。

今作は廃墟となった石油タンクで録音されたスピリチュアルジャズの即興演奏を収録した第2弾で、ジャズ、サイケデリックロック、フォーク、ブラジル音楽、アフロビート、アンビエントを自由に横断するとてもスケールの大きな作品になっている。ジャンル横断的でありながらも不思議なほどにそれらが自然に溶け合う。ドラム、シンセサイザー、サンプラー、ギターを石油タンクに運び入れ、何日もかけて即興演奏を続け、実験的な演奏とタンクの奇妙な反響が自由で躍動するアンサンブルを演出。テネリフェ島の中でもとりわけ人里離れたタガナナという環境からも彷彿とする、都市の喧騒から離れ、心の旅を描いたコンセプチュアルな作品として楽しめる。

👑 No.4
Charles.A.D.
Luminous
¥6,600(税込)


普段は農業を営みながら、コンスタントに作品を発表するHiroyuki TanakaによるソロプロジェクトCharles A.D.のアルバム。

今作は彼の持ち味であるダブテクノを軸としながら、光、空間の広がりを意識したサウンドが特徴としてあり、深海を漂うような重低音とディレイはありながら煌めくように差し込む光と透明感は水面近くに浮上してきたかのよう。穏やかな揺らぎと残響、音色の変化が柔らかな没入感を提供する。

👑 No.5
Fabe Beaurel Bambi & Elikia
Sala Sala
¥6,600(税込)


コンゴ共和国ポワントノワール出身のパーカッショニスト、シンガーのFabe Beaurel Bambi(ファベ・ボーレル・バンビ)が率いる、パリを拠点とするアフロジャズクインテットElikia(エリキア)によるデビューアルバム。

今作はコンゴの伝統音楽と現代ジャズ、ファンク、スピリチュアルなグルーヴを融合させた「希望に満ちた喜びのメッセージを7曲収録した作品」としている。リンガラ語、ラリ語、キコンゴ語で歌われ、タイトルの 「Sala Sala」 はリンガラ語で「働く、努力する」という意味を持ち、困難の中でも前へ進む力や未来への希望というメッセージが込められている。収録されている楽曲はダンサブルだが単純な祝祭音楽ではなく、複雑なリズムのうねりとジャズ的な即興性をもち、アフリカの土着的なリズム感とパリの現代ジャズシーンらしい洗練さが同居している。単なるアフロジャズという括りでは収まらない、身体性と精神性を兼ね備えたサウンドが魅力。