ROPÉ好きの ライター高橋夏果さんが選ぶ 「夏に向けて本当に欲しいもの7選」

-夏に向けて本当に欲しいもの７選-

―“ロペ好き”になったキッカケを教えてください。

子どもたちの習い事送迎の近くに、ロペの店舗があり何気なく入ったことがキッカケでした。
それまで私よりも大人向けのブランドの印象があったのですが、全然そんなことなくて。
ほどよくトレンドを拾いながらも、きれいめ派の心を掴む“品”が感じられて、欲しい！が止まりませんでした。

―雑誌でも、ロペでの買い物の仕方を紹介してくださっていましたね。

毎週末、立ち寄っています（笑）。
品のあるアイテムは、私と同じように母業シーンできちんと感を保ちたい女性たちにもぴったりだと思うので、つい推してしまいます。
とくに、夏こそロペのアイテムをチェックしてみてほしいです。

―“夏こそおすすめ”の理由はなんですか？

夏は暑いので肌見せが増えてきます。
足元はサンダルなど、どうしてもカジュアルに頼りがちなので、夏のきれいめ服を探すのって、実は難しいと感じていました。
私自身、お稽古の送迎シーンなど悩むことが多く…きちんと感の出せる知的な品を保ちたいのでロペのアイテムは欠かせないと思っています。

――ロペの新作を今回試着いただくのですが、コーディネートのポイントはありますか？

尊敬するエディターの三尋木さんのコラボは、とくに優秀です。
もっと色んな方に知って欲しい気持ちと自分がいち早く着たい気持ちがあって試着しました。
他にも華やかな柄物だったり、エッヂの効いたコーディネートも楽しんでいます。
それでもどこか漂う知的さと品は注目していただきたいです。

Style 01
大胆なワンピースは、 コンサバティブな小物でノーブルにまとめる

フランスの老舗テキスタイルメーカーDeveaux のプリント柄は、美術館にある名画のような色使いで、大胆だけれど大人の余裕を感じさせる印象。
その印象を崩さないためにも、小物は硬派なルックスのものを合わせました。
バッグは黒、ミュールはネイビーと微差でトーンをずらして小物を重たく見せないのもポイントです。

Style 02
タイトシルエットにシアーをかぶせて 媚びない女性像を構築

ロペ好きならご存じの名品・タイトスカートが主役です。
腰から下のラインが自分史上いちばんキレイに、女性らしく見えるんです。
そのままIラインを生かして白のノースリーブを。
でもやっぱり体型はカバーしたいので、シアーなブルゾンで二の腕を馴染ませました。 肌を見せすぎないとタイトでも媚びない雰囲気が出せます。

Style 03
糖度の高い“甘ブラウス”は トレンドの白パンで今っぽく

優しげなピンクとたっぷりのギャザーは、こんなの欲しかった！と思わせる大人の甘さ。
さすが三尋木さんコラボだと思いました
。今までなら黒パンを合わせるところですが、この夏は白のきれいめパンツが今っぽく仕上がるコツ。
顔周りのジュエリーを控えめに、足元にさりげなくビジューの輝きを足すのがやりすぎないコツ。

Style 04
ハンサムなオールホワイトで 沈まないベーシック

きれいめ派を悩ませる夏のアイテムといえば、カジュアルな白T。
ベルスリーブが上品なブラウスTはきちんと感が保てて、この悩みにアンサーをくれたように思いました。
合わせたパンツはカーブがかったバレルパンツ。
白T×パンツに色も白とベーシックですが、ディテールが単調すぎないので都会的にまとまります。

Style 05
辛口のセットアップは、 ゴールドアクセを効かせる

胸ポケットがワークライクなセットアップは、ガツンとゴールドアクセを効かせて、さらに辛く仕上げてみました。
ブラウンとゴールドはどんなに辛く持って行っても、両方ともベースには温かみがあるトーンなので、スカートが苦手な方でもこの組み合わせなら女性らしいスカートコーデを楽しめると思います。

Style 06
“夏の抜け感”が欲しいときは 黒とシアーが頼れる

ニットベストは今季トレンドアイテムのひとつ。
ロペのニットベストはシルエットこそきれいめですが、ペーパーヤーンのざらついた素材でカジュアルなボトムスにも好相性。
ほど良いカジュアル加減が叶います。
あえてキャミソールを透けさせて、ワイドパンツを合わせれば、大人の脱力感が出てオシャレ。

Style 07
ボーダー×デニム ブルーパールで女性らしさをひとさじ

デニムは、清潔感が増すタック入りだときれいめ派は着こなしやすいと常々思っていたら、ロペにありました（笑）。
ボーダーにはブルーパールを合わせて抜け感のある品をプラス。
足元は華やかなビジューサンダル、腰元は黒ベルトで引き締めれば、ボーダーも幼すぎない見せ方で着られます。

高橋夏果/ライター

PROFILE

女性誌をはじめを始め、ウェブ記事、書籍、作詞まで幅広いジャンルの執筆を手掛ける。
プライベートでは、6歳の女の子と3歳の男の子を育てる母。

@ayaka8880