新しいキレイと出合うために。

NEW!

「大人の服に必要なのは 上質な素材感と 気分が上がる着心地」

2020.08.24

「40代後半で50代も目の前の今、どんな服を着たらいいのか、本当にわからなくなってきて」と話す料理家の渡辺有子さん。料理はもちろん、ファッションやライフスタイルも“大人世代のお手本”と言われるほどの渡辺さんでもそんな悩みがあるなんて驚きです!「お世辞じゃなく、ロペ ラリーニュでそんな悩みが解消しそうです。一番惹かれたのは素材感。大人になると洗いざらしな素材がなんとなく似合わなくなったり、でも逆にツヤツヤなアイテムだと安っぽく見えたり。なんだか素材選びが難しいなぁって感じてました。今回着たお洋服はどれも、適度なハリと上品なツヤ感があって、しかも動くとすごくきれいなんですね。スカートやワンピースの裾が翻る感じや肌の上で遊ぶ感触が心地よくて、なんだか所作までエレガントになりそうです」。


Vあきと縦に並んだボタンが全身バランスを美しく見せてくれるシャツドレス。前後2WAYで着られるのもメリット。「1枚サラリと着ておしゃれに決まるのがいいですね。冬はインにタートルニットなんかを合わせても素敵」。光沢感と袖口のカフスデザインで、リラクシーな雰囲気の中にきちんとした大人っぽさが生まれます。ぼんやりした印象になってしまいがちな大人のベージュ、これなら洗練印象に仕上がります。

「このグレイッシュなブルー、すごく素敵!」。同色同素材のブラウスとスカートのセットは、ブラウスをインにして着るときちんとした表情。渡辺さんのようにブラウスを外に出して着ると、お家での装いにぴったりのリラックス印象に。「コロナ感染拡大に伴うステイホームの影響で、仕事人間の私が、家での時間を楽しむようになりました。早寝早起きしたり、朝ごはん何食べようって考えたり、お茶の時間をしみじみ楽しんだり。あれもこれもって欲張るんじゃなく、今この時間を楽しもうっていう気持ち。今はなんだかそれが心地よくて」。

普段、黒い洋服はあまり着ない、という渡辺さんがチャレンジしたトップスとスカートのセットアップ。「着てみると、見た印象とは全く違いますね。もっとかっちりした印象になるのかと思ったら、着心地がすごく楽。カットやパターンがいいのかな? 着ていてとても気持ちいいんです。スカートのドレープもきれいに出てるから、動くともっと心地いいの。えりの立ち上がり具合とか袖などに柔らかい立体感が出ますね。上下それぞれ着まわしもいろいろ楽しめそう!」。

渡辺有子さん(料理家)

旬の素材の味を生かしたシンプルな料理で人気。センスある着こなしや暮らしぶりも注目されている。
アトリエ「FOOD FOR THOUGHT」で料理教室やイベントを開催。東京・代々木上原と西荻窪に、同名のショップもオープン。

http://520fft.tumblr.comyukowatanabe520
渡辺有子さんのInstagram:@yukowatanabe520


PHOTO; Kaori
MODEL; Yuko Watanabe
INTERVIEW&TEXT; Hiromi Katayama(STYLEVOICE)
EDIT; mido