スタイリスト亀恭子のリアルクローズとライフスタイル

多忙な中でも美しい肌をお持ちの亀さん、日々実践している事とは？

JUN：（以下J）ズバリ！美の秘訣を教えてください。

亀さん：（以下K）特に気をつけているのは日焼けをしない事ですね。
皮膚が薄いので日焼けだけはしないようにケアをしています。もともと乾燥肌なのでファンデーションを重ねると、その方がヨレてしまうんです。TPOにあわせて、例えば結婚式などはきちんとファンデーションも塗ってメイクもしますが、普段は肌に負担をかけないようにファンデーションは基本していません。

J：えー！（一同驚き）塗らない方が外に出れません。笑

K：日焼けも仮面のようにシールドする（笑）のではなく、太陽からいただくエネルギーもあるので過度な防止はしないけれど、最低限顔周りは日焼け止めを塗っていますね。

K：あとは月に１回、自宅ではできないフェイシャルサロンに通っていますね。こちらは定期的に行かないと効果がでないので通っています。

J：月に一回のサロン、おすすめメニューなどありますか？

K：人の肌によるので、みなさんにコレがお勧め！とは一概に言えなくて。
例えば私だと今流行りのレチノールとか使ってみたいのですが、皮膚が薄いからやめた方がいいと言われた事があり使っていません。 自己判断が難しい分野なので美容皮膚科などの専門家に聞くのが一番ですね。

ーインナーケアに注目しています

K：腸活も心掛けていますよ。やっぱり肌の調子がいいですね。
例えば友達にきいた腸内環境を整えるルルミルク。コーヒーばかり飲んでいないで、夜とか朝の一杯をソイミルクで割って飲んでいます。
以前病院でビタミンD不足と言われた事があるんですが、ビタミンDは適度な日光のもとで通常の生活をしていると摂れるんです。過度に紫外線をカットするのも実は健康、美容に良くないと思っています。

ー子供との生活で変わった事

J：お子さんとの生活でなにかおしゃれでの変化はありますか？

K：バッグが一番の変化かな。両手があくように斜めバッグが増えましたね。小ぶりでハンズフリーなバッグをブランド物からカジュアルな物まで選ぶようになりました。

J：亀さん、普段から運動や身体を動かされているんですか？

K：今は暇がなく、行ってないですね～。
子供に付き添ってどこかに移動するというシーンが多いので、ほぼ毎日自転車をこいでますね。送迎がジムがわり。２人の子供を前後に乗せるので重さ30Kmぐらいで漕ぐ時もあります。姿勢を気にしながら走るとお尻とか太ももの裏とか痛いので、ながら運動ですね。

シーン別に春のおすすめスタイルをコーディネートしていただきました！（亀さん私物）

仕事Day

打ち合わせ&コーディネート組み三昧の日は、ミックスツイードのジレ投入で華やか度を足して。
ツイードは履き慣れたウォッシュデニムで鉄板カジュアルに。

ジレ/BLAMINK
カットソー/ATON
デニム/YANUK

Dress Up

お仕事でのお呼ばれの席や、友人との食事の席に。
All blackで異素材を丁寧に重ねるのがmy basic

ジャケット/SAINT LAURENT
ニット/ETRÉ TOKYO
スカート/Bibiy.
バッグ/CHANEL
靴/THE ROW

OFF

休日、子供と出かけたり家族で過ごす日。
ヴィンテージリメイクのスウェットは少し甘めのシャツをレイヤードして、リラックスムードの中にひと匙の女らしさを。

スウェット/Chaos
シャツ/drawer
パンツ/teechi

今回二つのブランドのミックスコーディネートを組むにあたり、
意識した所や楽しかった事、よかった事等を教えてください。

サロンとロペのそれぞれの良さ、リラックスカジュアルと大人のエレガンス、
“決めすぎない”こなれ感やトレンド感をリアルに大人の女性が今着たいMIX感で表現してみました。

少し新鮮な気分を味わってもらいたくてコーディネートを組んでいて、自分も楽しみながら完成しました。

◼️プロフィール
亀恭子（かめきょうこ）
約3年間のＯＬ生活を経て2001年からスタイリストとしてデビュー。
人気モデルからも指名されるなど、彼女のセンスを信頼している著名人も多く、 近年ではアパレル企業との製品共同開発やパーソナルスタイリングなど多様に活動。
他トークショー、テレビ、広告出演やラジオなど自身がメディアでも活躍中。
また、友人と共同でポテトとオリジナルジンジャーエールのブランド「brooklynribbonfries」のfounder。