【ROPÉ】フィガロジャポン2024年5月号掲載|アオイヤマダが祝い舞う、始まりのとき。
2024.03.19
この春からリブランディングし、新しい船出をしたロペ。躍動的なシルエットと柔らかな素材、多彩なカラーパレットで軽やかに羽ばたける。そんなコレクションをアオイヤマダが纏い、舞う。
フレンチシックなスタイルにはアートな一面をプラス。
流麗なシルエットのパフスリーブブラウスに1800年代に活躍したフランスの画家、アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックのリトグラフを配したシルクスカーフを巻いて。フェミニンなトップを力強いブラックが引き締める。足元は春のトレンドでもあるシアーソックスとサンダルの組み合わせをプラスして、アクティブ&プレイフルに。
知性と美意識を香らせるスリーピース。
マスキュリンで上品な光沢感のあるライトツイードのジャケットとジレ、パンツをショッキングピンクのシャツでエッジーに更新。重ねても一枚でも着回しの利くアイテムは、好奇心旺盛で自由に生きる現代女性の必須ワードローブ。肌なじみの良いフットベッドのサンダルを足元にチョイスして足取りも軽く。
踊り出したくなる軽やかなレースに身を任せて。
繊細な幾何学レースのMA-1風ジャケットとフレアスカートに透ける光と影。たっぷりと入れたギャザーに心地いい風がはらむシアーブラウス。そして未来を切り開く船の船首が着想源になったポインテッドトウシューズ。街も海岸線を歩くにもふさわしい、軽やかさが行き届いたスタイルには洗練が宿る。
ベーシックを再定義するカラーのエッセンス。
天然素材のクルーネックカーディガンにタイトスカートを合わせたベーシックなフレンチスタイルをピンクのトーンオントーンで華やかにアップデート。胸元からのぞかせたグリーンのキャミソールがほどよいアクセント。
Aoi Yamada
2000年生まれ。1990年代のクラブ、アートシーンやアンダーグラウンドカルチャーに影響を受けたことが活動の軸となる。東京オリンピック2020閉会式にソロパフォーマンスで登場したほか、ダムタイプ『2020』や、俳優として舞台『星の王子さま』、Netflix独占配信ドラマ「First Love 初恋」、ヴィム・ヴェンダース監督映画『PERFECT DAYS』など、多くの映像作品に出演。生き様パフォーマンス集団『東京QQQ(トーキョーサンキュウ)』のメンバーとしても活動中。宇多田ヒカル最新曲「何色でもない花」のMV振付などにも携わる。日々旦那にお弁当を作っている。
Instagram: aoiyamada0624
model: Aoi Yamada
photography: Keita Goto(W)
styling: Mana Yamamoto
hair: Keiko Tada(mod’s hair)
makeup: Tamayo Yamamoto
Produced by madame FIGARO japon