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【kiis / Fat Lava and German Art Pottery】08 Scheurich

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※7/30〜販売開始予定です。

Scheurich社製。
ブルーからパープルへのグラデーションは色に深みがあり、平面的なカラーリングではあるものの奥行のある美しい一点です。

【サイズ】
H:22.5cm,Top:Ф4cm,Body:Ф8.5cm,Bottom:Ф6.6cm

【Scheurichについて】
当時のドイツの窯業の黄金期を支えた最もメジャーなレーベルの一つです。(現在は園芸用品の生産にシフトチェンジ)。Scheurich(シューリッヒ)は、元々1927年 にAlois Scheurich(アロイス・シューリッヒ)に よって創設され 、手頃な価格の陶器やガラス製の装飾品 、家庭用品などを幅広く販売していました。共同運営者が参画してからはScheurich&Greulich( シューリッヒ &グロイリッヒ 、Greulichは独語で“凄まじい”の意)という社名で知られ、この頃の作品には「S&G」のラベルが貼られたものが多く見られます。
事業を拡大すると、Scheurichは自身で陶器を製造することを決心し、1954年にクラインホイバッハに工場を設立しました。
 同社は急速に成長し、1950〜80年代には陶器製造の分野でドイツ最大のメーカーとなり、今日も確固たる地位を維持しています。形状に加えて釉薬でも、当時は最も幅広い品揃えを誇ったほか、輸出量も最大だったため、現在でも同社の製品はよく見られます。特に円筒形を基調にしたシンプルな形状で、型押し模様のある床置き花瓶が代表的。色彩については当時主流だった赤やオレンジから、クリーム、ベージュ、茶色などが多くを占めています。
 1955年からの主要デザイナーはHeinz Siery(ハインツ・ジーリー)で、スタイリッシュに角度をつけた持ち手のある先細り型「271」の水差しをデザインしました。後継者や同僚には、1970〜80年代にデザインを手掛けたA. Seide(A・ザイド)、1955年から釉薬の装飾を制作したOswald Kleudgen(オスヴァルト・クロイジェン)などが在籍していました。その他のデザイナーについては、会社の記録が保存されておらず分かっておりません。
Scheurichの製品には白い粘土が使われており、マークは型押しされています。マークには3〜4桁の型番、その後ハイフンに続いてセンチメートル単位でのサイズと「W.GERMANY」の表記があり、底の縁に沿って半円形にマークが型押しされている場合が多く、その他のマークが型押しされているのは後期の作品です。品質は高水準で安定しており、多くの型が同じフォルムでさまざまな装飾パターンを展開しているため、同一の型で数多くの作品を揃えるコレクターも少なくないです。

【ご購入前にお読みください】
・こちらの商品はヴィンテージ品です。汚れや小さな擦り傷などがある場合があります。鑑賞用としてのご利用をおすすめしております。
・メーカーによって使用している土や釉薬が異なり、その陶器自体がどこまで水分を吸収するかはそれぞれとなります。焼締や素焼きのものはたくさん水分を吸収し、接地する部分…例えばテーブルなどに水分が付着することもあります。また、経年変化により、釉薬の撥水効果などは個体差がございます。
・お水を入れてご利用される場合には、はじめに花器の下にお皿やコースターなどを一枚敷いてから、お水を入れてお試しください。



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アイテム詳細

品番 EFD41080
素材 その他 100%
サイズ F
原産国 ドイツ

お問い合わせ番号  EFD41080