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薪ストーブを使って生活することがどうSDGSに関連するのか?

2022.08.05

私にとっての身近なSDGSってなんだろうと改めて考えたとき、もともとキャンプが好きで薪ストーブの生活の憧れからも私は職場より少し離れた土地を買い家を建て、薪ストーブ生活を5年前にスタートしました。では、薪ストーブを使って生活することがどうSDGSに関連するのか?賛否両論あるかと思いますが私なりの考えを綴らせていただきます。

木を切り倒して、薪を燃やして暖を取る薪ストーブは一見環境に良くないように思いますが、これには「カーボンニュートラル」という考え方を知る必要があるかと思います。 そもそも「カーボンニュートラル」とは、環境科学の用語の一つであり、また製造業における環境問題に対する活動の用語の一つです。 日本語では炭素中立とも言って、何かを生産したり、一連の人為的活動を行った際に、「排出される二酸化炭素と吸収される二酸化炭素が同じ量にする」という目標。 つまりは光合成により大気中の二酸化炭素の炭素原子を取り込んで成長する植物(僕の場合だと薪ということ)を燃やし暖房などのエネルギーにして二酸化炭素を発生したとしても空気中に排出される二酸化炭素は植物がもともと取り込んだものであるため、大気中の二酸化炭素総量の増減には影響を与えないという考え方です。 そのため、カーボンニュートラル(二酸化炭素=炭素循環量に対して中立である)と呼ばれています。

。。。どうですか?言葉にすると難しいですよね!

ただ薪を作る過程で山に車で行ったり、チェンソーで木を切り倒したり薪割り機で薪を割ったりと、製造・輸送の過程で少しでも化石燃料を使えば排出量が上回ってしまうという問題があり…

完全なカーボンニュートラルにはまだ至ってないかとは思ってますが、エアコンなどのように電気を使用する電化製品と比べたらずっとエコなのは間違いないかと私は勝手に解釈している部分もあります(笑)

また、私が使用している薪は知り合いの造園業の方が仕事で出た、廃棄処分になってしまう間伐材などを使用しております。

じゃあその間伐材はどうやって入手しているのか?森や山は木が生えすぎていると、日光の光が届かずにかえって良くありません。また、育ちすぎた木も台風などで倒木の可能性があるので危険です。

そのため森の間伐は必ず行わなければいけません。また、刈草や剪定枝などはそのまま焼却処分すればコストもかかる上、二酸化炭素の排出にも繋がってしまいます。こういった資源はひと手間かけてチップ・堆肥・薪に加工することで有効活用することが可能となります。

上記を踏まえ休日になると近所の高齢の方のお家の庭の木の剪定ボランティアを行ったり、造園業社さんに出向き廃棄に困っている間伐材を引き取り友人達と確保しているヤードにてコツコツと薪割りに勤しんでおります。

そして割った薪は最低でも1年は乾燥させてから使うようにする事で余計な煤を出さずに綺麗に燃やせるという流れになります。

このように一連の流れだけを書くと色々と手間も労力もかかり、めんどくさい事も多いけど手間暇かけた分エアコンにはない暖かさと揺らめく火を眺める事が日々の疲れを取ってくれるものとなっています。

りとめのない文章になってしまいましたが私が今行っているライフスタイルをご紹介させていただきました。