ITEM CATEGORY
華やかな新年会の集まりや、冬スタイルのマンネリ解消にぴったりな3アイテムが登場。
毎回大好評のエディター三尋木奈保さんのコラボアイテム。今回も自信作がそろいました。
いよいよ新しい年のスタートですね。でも、冬シーズンはやっと折り返し地点。手持ちの冬物に飽きがきているころではありませんか?また、今年は新年の華やかな集まりを計画している方も多いかもしれません。そこで今回のコラボは、「新年のはじまりに、新しい気持ちでワクワクできるアイテム」がコンセプト。ロペならではの「きれいめな品のよさ」は守りつつ、大人の女性が「これならチャレンジしたい!」と思えるような旬のトレンド感を盛り込みました。
ここ数年ジャンスカが流行りですが、カジュアルなものが多くて、大人が着られるものってなかなかないんですよね。私自身も、興味はあるけれど、若づくりになったらイヤだなぁ、突然浮いて見えたらイヤだなぁ、と手を出せずにいました。ならば今回、とことん、納得のいくものをつくろう!と。ウエストを高めの位置で絞り、裾はたっぷりエレガントに広がるシルエット。ぐっと深く開けたV開き、肩先に少し落ちる幅広のショルダーは、洗練されたおしゃれ感だけでなく、大人の体をすっきり見せる効果も十分!これなら大人がソワソワせずに、堂々と素敵に着こなせます。
ダークカラーばかり着がちな冬。思いきってオフ白を取り入れてみると、見た目も気持ちもぱっと華やぎますよ。手持ちの黒ニットを合わせるだけで、簡単にメリハリの効いたスタイルが完成。なめらかなウール調素材を使用しているので、改まった食事会の席でも品よく映えます。背面もVカットなので、後ろ姿もおしゃれ♡
世の中のジャンスカは「黒」が多いですが、今回はあえてライトカラーだけの色展開。「品よくきれい」を守りたかったんです。こちらのライトグレーはきちんと感も存分で、通勤にもおすすめです。
冬の間、トップスはどうしてもニットになりますよね。手っ取り早く鮮度を上げるには、ボトムで新しいものを取り入れるのが正解!新年のお出かけシーンにも対応できる、華やかなギャザースカートをつくりました。タイル模様が立体的に浮き出るようなジャガード素材を採用。遠目では無地に見えても、近づいて見ると奥ゆきやリッチ感があって、大人の上級イメージを表現できます。「新年に気分を上げる」がテーマなので、生地をたっぷり使ってドラマティックなシルエットを追求。このボリュームに反して、びっくりするほど着心地が軽いんですよ。シワも気にならないし、後ろゴムでラクちん。おしゃれな服は扱いが面倒なものも多いですが、これは気軽に着られる点も大きな魅力!
白のギャザースカートは、普段なかなか手が出ないアイテムかもしれません。でも、新しい年のスタートですもの。手持ち服にはない「新しさ」を、ぜひ取り入れてほしくって。上品な光沢のジャガード素材だからのっぺりせずに、思ったよりメリハリよく軽やかに着こなせますよ。オーバーサイズの地厚ニットを合わせると、今っぽい全身バランスに。一枚あると、冬のスタイルをぐっと華やかに格上げしてくれるアイテムです。
ここぞのお出かけシーンで映えるジャガードの黒スカートは、クローゼットにあると安心。黒ニットを合わせるだけの簡単コーデでも、決して手抜きに見えません。「黒のワントーンなのにおしゃれな人」って、永遠の理想ですよね。トレンドのカラーコートをはおっても素敵。新年の女子会で主役になれるスタイリングです。
あと3か月近く続く長い冬…手持ちのコートだけで乗り切れますか?ブルゾンタイプのアウターを新規投入すると、着こなしの鮮度が確実に上がります。今回は、トレンドのミリタリー調ブルゾン「MA-1」を、大人が着られるきれいめにアレンジしてみました。襟やポケット口はリブにせずに共布で仕立てたり、ゴールドのダブルジップを採用したり。ハードさは抑えつつも、「旬のおしゃれをしている実感」がもてる納得の仕上がりになりました。ふだんカジュアルが苦手、と思っている人にも、ぜひ試してほしい!
カーキのブルゾンはマニッシュに転びがちですが、スモーキーなグレイッシュカーキを採用したので心配無用。ほんのり辛口で、洗練されたムードを演出できます。光沢感のあるつるんとした生地なので、ウールのパンツを合わせると素材のメリハリが効いておしゃれ。襟を少し後ろに抜いて着ると、ゆるりと今っぽいニュアンスが漂います。袖の裏側のシャーリング切り替えも、丸みのあるコクーンシルエットを引き立てます。
冬の街中で、おしゃれ上級者を印象づける白ブルゾン。手持ちのアウターがダークカラーばかりなら、クリーンな「白」で気分転換するのもおすすめです。「ブルゾン」と言っても、真冬の今すぐ着られるように「暖かさ」にもこだわりました。中綿を厚めに入れて、腰まで覆う長め丈に。ふっくらしたコクーンシルエットは、ボリュームのあるスカートを合わせると、とっても今っぽいバランスに。
ファッションエディター。雑誌『Oggi』『Marisol』などを中心に活動。近年はアパレルブランドとの商品開発にも多く携わる。自身のおしゃれルールを公開した著書『マイ ベーシック ノート』(小学館刊)は、シリーズ2冊累計18万部を超えるベストセラーに。