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【kiis / Fat Lava and German Art Pottery】15 Ruscha

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Ruscha社製。
スモーキーピンク×グレーの美しいカラーリングの花器が入荷しました。明るく優しいお色で人気のシリーズです。

【サイズ】
H:12.3cm,Top:Ф5cm,Body:Ф13cm,Bottom:Ф7.6cm

【Ruschaについて】
大きな影響力のあるRuschaは、Georg Schardtによってラインバッハに創設され、最初はKlein & Schardt、その後はSchardt&Sohne(シャルト&ズーネ)として知られていました。Georgの次男であるRudolf Schardt(ルドルフ・シャルト)が1948年に同社を継いだ際、自身のファーストネームの最初の2文字を入れた 「Ruscha」に社名を変更しました。Rudolfはイノベーターであると同時に実業家でもあり、1950年代の陶器ブームへの参入も自身で統括しました。
 1950年代前半はCilli Worsdorfer(ツィリ・ ヴェルスデルファー)が芸術作品部門の責任者を務め、「Milano(ミラノ)」や「Zebra(ゼブラ)」のような手描きのデザインが有名でした。1959年には、1951年から生産部門の責任者を務めたOtto Gerharz(オットー・ゲルハルツ)がVulkano釉薬を考案しました。Gerharzは、自身で起業するべくRuschaを離れるまで、他にも多くの革新的な釉薬を作り出しました。とりわけ Vulkano釉薬は形成される際に分水嶺を作り、直線的なデザインから、滴り落ちるファッショナブルな釉薬のスタイルへと変化させる画期的なものでした。
 形状の多くはKurt Tschorner(クルト・チェルナー/1912-1987)がデザインしたもので、有名な「313」の水差しも、1954年に発表された革新的な新シリーズに含まれていました。その他の著名デザイナーとしては、1958〜61年にErnst Borens(エルンスト・ボレンス)、1950年代半ばにHans Welling(ハンス・ヴェリンク)、Adele Bolz(アディーレ・ボルツ)などがいました。このうちBolzは、1959〜60年にかけて「Filigran(線条細工)」シリーズと壁掛け用の飾り板のデザインを手掛け、1950年代の典型的なスタイルからの脱却に寄与しました。またHeinz Siery(ハインツ・ジーリー)は1967〜96年までデザインの責任者を務め、1970年代にはJutta Johanni (ユッタ・ヨハンニ)もいくつかのデザインを制作しました。
 本体部分には赤または白の粘土が使用され、 マークには3桁の型番に続き、時にスラッシュを挟んでサイズ表記が型押しされています。サイズには1(最小)から6(最大)までの段階があります。Ruschaが閉鎖した後、社名と多くのデザイナーはScheurich(シューリッヒ)に買収されたが、Scheurichは今でも「Ruscha Art」というブランド名で、ヴィンテージに着想を得たデザインを制作しています。

【ご購入前にお読みください】
・こちらの商品はヴィンテージ品です。汚れや小さな擦り傷などがある場合があります。鑑賞用としてのご利用をおすすめしております。
・メーカーによって使用している土や釉薬が異なり、その陶器自体がどこまで水分を吸収するかはそれぞれとなります。焼締や素焼きのものはたくさん水分を吸収し、接地する部分…例えばテーブルなどに水分が付着することもあります。また、経年変化により、釉薬の撥水効果などは個体差がございます。
・お水を入れてご利用される場合には、はじめに花器の下にお皿やコースターなどを一枚敷いてから、お水を入れてお試しください。


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アイテム詳細

品番 EFD01150
素材 その他 100%
サイズ F
原産国 ドイツ

お問い合わせ番号  EFD01150