ADAM ET ROPÉ FEMME
ilk VEST
サイズ
ジェンダーのみでなく、人種さえも超える「誰もが着られる服」を表現。
2017年iLKの春夏コレクションは、従来のイノセントなイメージから、よりグローバルを感じる'Positive'なムードへ。
'Positive'は、突き放すモードとは違う、人間味のあるイメージを。
ジャケット、ベスト、パンツの3ピースの制作から始まった2017年iLKの春夏コレクション。
綿ポリエステルの春夏らしい凹凸のあるヘリンボーン組織のサマーツイード。
ホワイト×グリーンの色の掛け合わせが、独特な深みある表情に。
天然繊維と化学繊維の組み合わせで、二つの素材の特徴を活かし、表情があり、軽く、柔らかく、シワになりづらい。
身体に合わせて着て頂きたいという想いから今回のコレクションはラインナップのほとんどが2サイズ展開。
ベストはクラシックな印象ながら脇の切り替えで、スッキリ見せるシルエットと便利なポケットを。3ピースとしても、ノースリーブとしても着用可能に。
クラシックな考え方をベースに、気張らない自由な着方で楽しんで頂きたい。
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ilk ADAM ET ROPE '' イルク・アダム エ ロペ''
ジェンダーを越え、
すべての個性にひらかれた新しい衣服
ilk -イルク【名】
1. 種類、階級、同族、同類 【同】kind, type
2.《someone and his ilk》(人)とその仲間
Apple の現 CEO からローマ帝国皇帝など数々の偉人をはじめ
人類の歴史において、常に存在してきたジェンダーやセクシャリティーの血は
脈々と受け継がれ、現代の私たちにすらその DNA は存在します。
そして、LGBT として認知が広がり、多様化し、それを尊重しはじめる現代社会。
時間とともに複雑化するジェンダーは、もはや個性のひとつであり
私たちはそのひとつの集合とも言えます。
ファッションの担っていた「女性らしい私」「男性らしい私」を
演出する役割にもまた、より個の本質に迫る表現が必要となるのではないでしょうか。
ジェンダーが第一のアイデンティティではなく
自分自身の指向性こそがアイデンティティ。
あらゆるシーンにおいて快適でミニマル、洗練された服づくりを礎に
あたりさわりなく誰でも着れる衣服ではなく、
既存のジェンダーに由来する機能やフォルムを活かし、また越境し、
自らの個性にあった自由な選択肢を提供する。
“ADAM” ET “ROPE”
男女を表すブランド名を掲げる私たちだからこそ
セグメントされるすべての個性にひらかれた
ひとつの新しいカテゴリーをつくります。
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蚤の市